自分の気持ちにケリをつける時?
心が落ち着かなく、このところの出来事を綴りたい。
先日、母の車の鍵を持ち帰ってから、母から毎日のように電話やメールが有り、気をつけて乗るから鍵を返してと言う。根気負けしそうにもなる。
先週の土曜日に母が私の家に来て、家をバンバン叩いて、鍵を返して、旦那を出せ、お願いします!と、空いている窓がないか家の周りを全部確認し、支柱で網戸だったトイレの柵をバンバン叩いてました。
我が家までは、知人に車に乗せてきてもらったとのこと。
私は初めは我慢していましたが、何もできない夫や怯える鳥たちを見て、我慢しきれず玄関を出て、外で母と話ました。
腹が立ち、声が大きくなり、土曜日なので近所の人も在宅で聞いていたと思います。
私『鍵は返さないから、タクシー代をあげるから帰って。』
母『50万円だ!それだって足りるもんか』
私『じゃぁ、今はないから、あるだけ用意するから待ってろ!』
母『金じゃない!鍵をちょうだい。私はもう健康で何でもできるんだよ』
私『何と言われても鍵は渡さない』
こんなやり取りが有り、私は母を連れてきた同年代の女性に話をして帰ってもらいました。
この出来事の間、約30分ほど。
そして日曜日、車を買うとメールが来たけれど無視していましたが、昨日月曜日になり、母の妹である叔母から電話があり、これからお客さん来るから病院の支払いまだだけど帰るって言うけどどうなってるの?とのことだったので、叔母とお相談して営業の方が来ている事を想定して、私は即座に母の家に向かいました。
我が家から母の家まで約30分。
営業の方が車を見る事を予測して、車に張り紙を作りました。『母は病気なので、車を販売しないでください』私の電話番号を添えて。
母の家の入り口まで来ると、ほぼ同時に町の交番の警察官がバイクで到着しました。聞くと、叔母から電話があり、怪我をしているのに車を買おうとしているので巡回して欲しいと言われたと。
そうしているうちに、母の家の方から、古い軽ワゴンが出て行きました。
合鍵を作ったか?
そして警察官の後ろについて母の家の玄関まで行き、警察官に話をしてもらいました。
私は近くで隠れて話を聞いていました。
警察『警察です!巡回にきました。お母さん、玄関空いてるけとどうしたの?』
母『車の鍵を無くしてしまったから、作ってもらったところなの。』
警察『ああ、そう。いくらしたの?』
母『こんだけ』領収証を見せた様子。
警察『お母さん、車買うって聞いたんだけど、どうなったの?』
母『何で知ってるの?』
警察『お巡りさんだから情報が早いんだよ』
母『買おうと思ったけど、鍵を作れば乗れると思ってね。』
警察『じゃ、買わなかったの?』
母『そうそう』
警察『じゃあ、ここの扉閉めといてね。』
母『はい』
こんなやり取りの後、私は警察官と、この車どうしたら良いですか?移動した方がいいですか?など、少し相談した後、もしも車を買ったらまた警察に届けてくださいと言われ警官は帰られました。
私の張り紙は無駄になり、このままでは車に乗ってしまうけれど、どうしようと考えているうちに母が玄関から出てきて、会ってしまいました。
母『お母さん出かけるからどいて』
私『車は人様に迷惑かけるからリハビリ終わるまで我慢してね。』
母『何であんた車の鍵持ってるの?』
私『お母さん車乗らないからって預けてくれたじゃない。じゃあ車は移動するね。』
と言ってタクシー代を1万円置き乗ってきてしまいました。
その後、母はタクシーで交番に行き、娘に車を盗まれたと届けを出しに行ったそうです。
警察官からは、認知症がひどいのでできれば車には乗って欲しくないとも言われました。
免許証の返納を勧めますが、あの様子だと応じないと思います。とのこと。
私や叔母が思うよりも、世間の母への評価は悪いようです。自由にしてあげたいと思う気持ちと、手に負えず腹が立つ気持ちですが、やはりこのまま放置はできない。
他人さまはおかしいと思ってもなかなか言ってくれないものですよね。言いにくいし、下手に言って逆上される場合もあるしね。
やはり私が決断しなくては。
私は自宅で1日数人しかやらないエステサロンをやっています。
夫にはお客さんがいない時で良かったなと言われました。